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審判ノート 投手関連

ボークの時の審判の対応

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一塁審判をしていた際にボークがあったので、ボークを宣言した際に、タイムをかけ忘れて、ちょっとした混乱を招いてしまったので、ボークの際の審判の対応、処理についての備忘録。

ボークがあった際の基本的な流れ

● ボークを宣言
● プレイが行われていない場合は即座にタイム
● 走者を進める
● プレイ再開

公認野球規則6.02 a
(a)項各規定によってボークが宣告されたときは、ボールデッドとなり、各走者は、アウトにされるおそれなく、1個の塁が与えられる。ただし、ボークにもかかわらず、打者が安打、失策、四球、死球、その他で一塁に達し、かつ、他のすべての走者が少なくとも1個の塁を進んだときには、このペナルティの前段を適用しないで、プレイはボークと関係なく続けられる

特殊なケース

走者がいない場合のボーク

走者がいない場合の「反則投球」は「ボール」となり、ボールカウントが一つ増えます。

(1)投手板に軸足を触れずに投球した場合
≪野球規則8・05(g)≫

(2)ワインドアップポジションまたはセットポジションで投球する際の動作に違反行為があった場合
≪規則8・01(a)および(b)≫

(3)クイックリターンピッチを行った場合
≪規則8・05(e)≫

(4)不正な細工をしたボールを投球した場合
≪規則8・02(a)(6)≫

(5)投球しようとしてボールを落としてしまい、これがファウルラインを超えた場合
≪規則8・01(d)および8・05(k)≫
走者がいる場合は即ボークとなるが、走者が居ない場合は、ファイウルラインを超えない限りはボークではない。ノーカウントとして投球のやりなおしとなる。

ボークを宣告したものの投球した球を打者が打った場合など

ボークを宣告した後に、投手が投球した球を打者が打った場合は、ひとまずボールインプレイとして状況を見守る。
攻撃側に有利になる状況となった場合には、ボークはなかったものとしてプレイが続けられる。

攻撃側が不利な状況になるような時にはボークが適用され、走者を一つ進めて、打者はボーク宣言前のカウントから打ち直す、通常のボークと同じ流れになる。

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