息子の野球の自主練習のためにホームベースを買いました。
自主練習を行う際に、野外の練習はもちろん、室内の練習でもホームベースがないと練習できないと思ったからでした。
ホームベース無しでは始まらない
自主練習であってもホームベースは必須
野球を始めると色々な道具を買わなければいけません。
なので無駄なものや、何かで代用できるようなものはあまり買わないようにしていますが、ホームペースだけはそうはいきません。
ホームベースはクッションやグローブなどで代用できると考えて「別に買う必要はないかな」と考える人も多いかと思いますが、たとえ自宅での自主練習であってもホームベースは絶対買ってください(ダンボールなどで自作でも良いです)。
学童野球でも一般用のホームベースが採用される
ちなみに少年野球のホームベースは大人用のホームベースよりも一回り小さなサイズの「少年用」のホームベースが採用されていたので、Amazonなどでホームベースを探すと「少年用」などが見つかります。
しかし、2022年度(令和4年度)から学童野球新ルールが導入されることになり「ホームベースは、一般用を使用する。」ということになったので「全日本軟式野球連盟」に加入しているチームで活動する方は「一般用」のホームベースを購入するのが良いかと思います。
参考 令和4年度の学童野球新ルールの導入について|全日本軟式野球連盟
ホームベースが必要な理由
ホームペースは野球の基準
ホームベースは野球の基準です。
ホームベースがあるからこそ、バッターボックスやマウンドやベースの位置も決まります。そしてストライクゾーンも決まります。ホームベースがなければ全てがいい加減で適当になってしまうのです。
逆に言えば、ホームベースを置けば、それだけで全ての位置関係がはっきりするので、バッティング練習でもバッターの立つ位置が決まり、アウトコースやインコースを考えることができます。ピッチング練習でもどこに投げ込めば良いのかが明確になり、ホームベースを置くだけで目的意識のある練習ができるようになります。
ストライクゾーンの把握
ストライクゾーンは大人で野球経験者だと、ある程度はストライクゾーンが感覚的に身に付いていたりするので、グローブなどで代用しても、あまり気にする人はいないかもしれません。
しかし、野球を始めたばかりの小学生などはストライクゾーンの認識がものすごく曖昧です。学童野球でクソボールに手を出したりする子が多いのもストライクゾーンの認識がきちんと出来ていないのが原因だと僕は思います。
だから小学生などではストライクゾーンの感覚をしっかりと身に付けさせる必要があるわけですが、そのためにはホームベースが絶対必用になるのです。
先にも書きましたが、ホームベースは基準なので、ホームベースが無ければストライクゾーンもありません。ホームペースがあるからこそストライクゾーンが決まり、バッターやピッチャーもストライクゾーンを意識することができるようになります。
なので、フリーバッティングにしろ、自宅でのトスバッティングやティーバッティング、素振りの際にホームベースを置いて練習することで、ストライクゾーンの感覚が身に付いていくのです。
バッティング練習だけではなく、ピッチング練習も同じです。ホームベースが基準になるからこそアウトコースやインコースの投げ分ける練習ができるようになります。
例えば、置きティーバッティングでボールをアウトコースに置いてみたり、インコースに置いてみたりして、それぞれのコースの打ち方を身に付けるような練習が出来るのもホームベースがあるからこそです。
ホームベースがなければ、全てが個人個人の勝手なイメージの中で作られたバッターボックスやストライクゾーンの中で練習をすることになってしまうのです。なんとなくアウトコース。なんとなくインコース。それってやっぱり実践的ではないですよね。
野球を始めるのに必要なものはまず、バットとボールとホームベースです。
なので、より実践的で具体的な練習、そして子供の正確なストライクゾーンの把握のためにも、是非ホームベースは購入してください。
ちなみに僕はホームベースを買うまではダンボールをホームベース型に切り抜いた物を使用していました。それでも十分用事は足りるのですが、ホームベースが軽過ぎて移動してしまったり、曲がってしまうなどでストレスに感じていたのでゴム製のホームベースを購入しました。
ゴム製だとぴったりとして動かなくて非常に調子が良いですね。高価なものでもないですし、ちゃんとしたホームベースがあればそれだけで何よりも本格的な気がして気分が上がり練習のスイッチが入るのでおすすめです。