身体の使い方が下手な子は、本人がイメージする身体の動かし方と実際の身体の動きにズレがある。このズレが、運動の際にフォームの崩れや力のロスなどにつながって上達を妨げるので、意識と実際の動作のズレを修正してあげることで、動きの改善が期待できる。
いわばチューニングのような作業なので、定期的に確認してズレを調整するのが良い。
意識と実際の動作とのズレの修正方法
● 直立する
● 腕を真上に伸ばす
● 腕を平行に伸ばす(目で見える範囲は目視してしまうので目を閉じる)
● 腕を斜め上45度に伸ばす
● 立った状態で上体を90度曲げる
● 左右の腕を前後に出して同じ高さまで上げる
● ゼロポジションの確認(頭の後ろで手を組んでその角度でバンザイ )
上記のような動作を誰かに確認してもらって正しく出来ていなければ修正してもらう。