学童野球の自宅室内自主練習の方法や室内練習で使える用具解説

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打撃練習 練習方法

【打撃練習】ドアスイングを矯正するための練習方法

更新日:

野球を始めた子が必ず通る道と言っても過言ではないドアスイング。

ドアスイングになるとバッティングの際にいろいろな不具合が出てしまうことから、良くないスイングとされています。

ドアスイングになってしまう原因はいくつかあるので、それぞれの問題に応じた練習で問題を解決していく必要があります。

ドアスイングのデメリット

● 力のないスイングになる
● フォロースルーが小さくなる
● ミート力の低下
● 詰まる、引っ掛ける
● インコースが打てない

ドアスイングになってしまう原因

● 前後の肩の入れ替えができない
● ボトムハンドが上手く使えていない
● 身体が開いてしまってバットが遅れて出てくる
● 下半身と上半身が上手く使えていない

ドアスイングを矯正するための練習方法

顎を乗せる肩の入れ替え

スイングをする際に前肩から後肩に入れ替わるような動作が必要で、この動作が苦手な場合はドアスイングになりやすい。

方法

● 肩幅に足を開いて正面を向いて真っ直ぐに立つ。
● 腰は特に回転をさせる必要はない。
● 頭は正面を向いて固定したまま。
● 上体を捻って、打席に立った際に前側になる肩を顎に近づける。
● その状態から上体を逆に捻って後ろ側の肩が顎に近づくようにする。
● 以下繰り返し。

重要度

片足スイング

ドアスイングになってしまう原因が、下半身と上体の動きがうまく連携できていない場合に有効なトレーニング。

方法

● 軸足で片足立ちをしたままスイングをする。
● スイング動作とともに前足が身体に引き寄せる

バットを振るのが難しければ、バットはなくても良い。
バッティングの動作からトップハンドの肘と、前足の膝をくっつけるような動作を繰り返すでも良い。
体幹を使って上半身と下半身の関係性を理解する。

重要度

肩乗せスイング

肩の上にバットを乗せて、グリップ位置を固定した状態でスイングをすることで、身体の近くをグリップが通るインサイドアウトのスイングができるようになる練習。

方法

● 通常のバッティングと同じ様に立つ。
● バットは後ろの肩に乗せる。
● 通常のスイングと同じようにスイングを開始する。あるいは後の肩の横側にバットをくっつけた状態で始動する。
● 身体を回転させる
● グリップが身体より前(投手側)に出てきたら前側にバットを出す

ポイント

● グリップの位置は動かさない。
● バットは中央部を肩に乗せる。
● 腕は曲げた上体で良い。体の前に出てくるまでは伸びないようにする。

グリップを動かす癖がついてるとバットを肩に乗せてもドアスイングになりがちなので注意する。

頭乗せスイング

方乗せスイングの応用で、バットを頭の上に乗せた状態(トップに近い形)にして始動する。

この方法であれば

● トップの形は作れないもののそれに近い形で振れる
● フォロースルーまでができる
● フォローを大きくする練習もできる
● 置きティーやトスバッティングもできる
● 再現性が高い
● 腕の位置さえ間違わなければインサイドアウトのスイングになる

という感じで、インサイドアウトのスイングが身体に馴染むまで、肩に乗せた状態でのスイングを繰り返すのがベストだと感じました。

トップでグリップエンドをキャッチャーの顔に向ける

ドアスイングんはトップの際のバットの角度が影響している場合もあります。

例えばバットが垂直に経っている場合は外回りでバットが出やすくなりドアスイングになります。

また、バッティングの良いバッターは構えこそばらばらでも、トップの際にはバットの角度はどのバッターでも同じような角度と位置になることが分かっています。

その理想的な角度を目指しても小学生の場合などにやらそうと思っても難しいですが、グリップエンドをキャッチャーの顔に向けることを意識できれば、自然と理想的なバットの角度にすることができます。

シャトル打ちなどで遠くに飛ばす

シャトル打ちなどで、打球を遠くに飛ばすように振る。
遠くに飛ばすためにはフォロースルーが大きくないといけないので、遠くに飛ばそうと意識することで、自然とフォロースルーが大きくなる。

フォロースルーを大きくするためにはインサイドアウトでないと駄目なので、結果としてドアスイングが矯正されるという理屈。




実戦と教えることの難しさ

実際やらせてみると、個人個人で理解が異なることや症状も違うので、個人に合った指導方法を選ぶ必要がある。

実際、我が子もいろいろ試した結果、混乱してしまうことも多かった。
最終的に最もシンプルな方法として肩に乗せてスイングをする方法が最も適していると感じました。

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